植物群落の分類
植物は、その種類ごとに生える環境に対する好みが違っています。
湿った所が好きな植物、乾いた環境が好みの植物、砂地が好きなものもあれば深い肥えた土地を好むものもあります。
その結果として、環境の好みを同じくする植物は寄り集って生えることになるのです。
海岸の砂浜には砂地の好きなハマニガナ、ハマボウフウ、ハマヒルガオ、コウボウムギなどが集まり、池の岸の浅い所にはヨシ、マコモ、カンガレイ、サンカクイなどが群れるといった具合です。
そのような環境の好みの似よった植物の集まりを、植物群落といいます。
群落という概念ははっきりとしていなくても、昔から、はやし、もり、やぶなどの呼び方で群落を分けていました。
木がより集まって生えている所がはやしであり、低木やつるの密集した群落がやぶです。
しかし、これでは沢山の植物群落を客観的に区分するには方法があいまいであるし、単語もたりない・・・。
そこで、群落がどのような種類の組合せでできているかに着目して、分類することが行われたのです。
ちょうど、植物の種類の分類が植物の持っている形質(形や性質)の組合せを基に種類を分けるのと似ていますよね。



